展示コンテンツ制作の備忘録

展示コンテンツを制作する際の、注意事項や、組み込んでおくと安心な仕組みを、
仕事などでやったこと、気づいたことを中心にまとめておきます。
長期・短期にかかわらず、手元を離れて展示される・スタッフの方に運用してもらうコンテンツを作る際に役立てば ヨッシャ! です。

整理しつつ、気づいたこと、思い出したことあったら、後日追記していきます。

※ コンテンツはopenFrameworksで作ることが多いので、oFに特化した内容ですが、タスクスケジューラなど標準機能の使用時の注意も覚えている限りで記載するので、参考になれば幸いです🙏
※ ここで紹介している対策は、あくまで私の取った取り急ぎの対策もあるので、もっとスマートに解決できる方法があるかもしれません。
もしこんな対策あるよというものがあればご教示いただければ、とってもとっても幸いです。🙏🙏🙏

 

【Mac】

これから追記します。

【Windows】

・運用において、「シャットダウン→起動」と「再起動」は違う。
デフォルトの設定では、シャットダウンのとき「高速スタートアップ」というものが有効になっており、再起動のときは無効になっているらしい。
「高速スタートアップ」はシャットダウン時にPC周辺機器の情報などをログとして残しておいて、起動時にはそのログを使うことで起動が30%くらい早くなるらしい設定。
シャットダウン→起動の運用を確実に行うときは、この高速スタートアップを無効にする必要がある。

・電源オプションを高パフォーマンスにしておく。
負荷の高いアプリを実行する場合は、消費電力はあがるけど、この設定を変更するとアプリの動作が若干安定する場合がある。

・「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を0(OFF)にしておく(?)
一定時間HDDへのアクセスがない場合にHDDが止まり、再び回しだすために負荷がかかる、遅延が生じる場合があるらしい。

上2つは省電力目的の設定なようなので高パフォーマンス・HDDの電源切るオフ にしておいたほうが安定しそう。

・監視アプリを用意する(oF_Win_Watchdogなど)
oFアプリなら何かしらのトラブルでアプリが落ちたとき自動で立ち上がるように、監視用として、oF_Win_Watchdogを入れておくと安心。
https://github.com/Akira-Hayasaka/oF_Win_Watchdog
ポイントとしては、監視するアプリのパスを相対パスで指定すると、環境?立ち上げのタイミング?(原因が明確でないですが、、)によって時々対象のアプリがうまく指定できないことがあった。ので、絶対パスで指定したほうが安心。
oFについては後日別記事で。

・アプリが落ちた際にメールを飛ばす仕組みを用意する
上に加えて自動メール送信をコンボすると、なにかあったときにメールが送られてきて対処が取れる。
Macならmailコマンドがあるので、ofSystem(mail ~~~)などとすれば、比較的簡単に簡単にメールを遅れるが、windowsの場合、認証とかの関係でちょいややこしい。
私の場合は、Windowsを使う案件だったので、vbsスクリプトを書いて、
(vbsの書き方についてはこの辺が参考になるかも→http://serialty.blog117.fc2.com/blog-entry-10.html
監視用のWachdogアプリの中で再起動する際に、ofSystem()からvbsスクリプトを叩いてメールを飛ばす。といった具合で組み込んでいました。
あと日本語を含む場合はshift-jisで保存する必要があった。はず。(チョットワスレマシタ)
参考までに以下vbsスクリプトの例(GmailのSMTPを利用)

'****************************************************************
' mail sender
'****************************************************************

Set Cdo = WScript.CreateObject("CDO.Message")
Cdo.From = "送信元表示名<送信元メールアドレス>"
Cdo.To = "表示名<メールアドレス>;表示名<メールアドレス>;"
Cdo.Subject  = "件名"
Cdo.Textbody = "メッセージ" & vbCrLf & Now
Cdo.BodyPart.Charset = "utf-8"

Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/sendusing") = 2
Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/smtpserver") = "smtp.gmail.com"
Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/smtpserverport") = 465
Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/smtpconnectiontimeout") = 30
Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/smtpusessl") = true
Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/smtpauthenticate") = true
Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/sendusername") = "Googleのユーザー名(
メールアドレス)"
Cdo.Configuration.Fields.Item ("http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/sendpassword") = "SMTPパスワード"

Cdo.Configuration.Fields.Update
Cdo.Send

Wscript.Quit(Err.Number)

詳細を後日別記事で書いておきたい。。。

・FreeConsole()
openFrameworksのアプリとかだと、FreeConsole()でコンソールウインドウを非表示にできる。けれど、アプリ終了時にコンソールウィンドウを閉じることができず、バックグラウンドプロセスとして残ってしまう場合がある。(コンテンツの表示されているウインドウは消えているのに、BGMだけがなっていたり、裏でスレッドが走ったままになっていたり)
対策として、oFのExit()関数の中でstd::exit(0)を記載しておけばコンソールウィンドウも一緒に閉じることができました。

・タスクスケジューラ
タスクスケジューラからアプリを起動する場合、通常だとディスクアクセスの優先度が低い状態で起動してしまう。(watchdogも同様に優先度低いのでアプリが立ち上げ直されても優先度は低いまま)
これを変更するには、スケジューラからタスクをエクスポートして、xmlファイル上でpriorityを変更して、再度タスクをインポートして登録する必要がある。
http://ttgcameback.blogspot.com/2015/09/blog-post.html

・ウインドウの最前面化(アクティブ化)
アプリを自動で立ち上げた際、何かしらの影響でアプリ画面がアクティブ状態になっておらず、別のウインドウの下に隠れてしまったりする場合がありました。
またまたvbsスクリプトを書いて、アクティブにするようにしました。
ポイントとなるのは、アクティブ化するためのAppActivateという関数。単純にこれを実行するだけではウインドウが最前面に表れないこともあるそうで、調べてみると同じような現象で悩んでいる方がおられました。
私の場合は、

set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
Dim result
result = WshShell.Run ("起動するアプリのパス",1)
         WScript.Sleep 10000
         WshShell.AppActivate "ウインドウの名前"
         WScript.Sleep 100
set WshShell = Nothing
set result = Nothing

またoFで作ったアプリはたぶんデフォルトではウインドウの名前が振られていないので、ofSetWindowTitle()で名前を指定する必要がある。

【iOSアプリ】

アプリをインストールする際のアカウントに注意。
特にアプリをアップデートで上書きする際は、一度アプリをiOS端末から削除したほうが無難かも。
途中でアカウントを変更したりすると上書きでは前のライセンスのままインストールされて、期限切れみたいなことになりかねない。というかなった。

本番用にビルドする際は必ずクリーンしてからビルドして実機にインストールする。
画像などのデータがアプリ内部に残ってしまい、予想以上にファイル数が多くなっていたりする。
特にofDirectory使ってまとめて画像を読み込む際には、これによって、順番が変わってしまったりする。

 

【その他】

TeamViewer
・無料アカウントでつなぐと、接続終了時に「この無料セッションは~~提供されました」というウインドウが接続PCと接続先PCに表示される。
が、何度か接続→接続終了を繰り返せば、このウインドウが表示されない時があり、その場合は、接続先PCにもウインドウが表示されないらしい。
ちょっとした小技だけど、仕事などで利用するなら、ちゃんとアカウントを取ったほうが無論良い。

 

 

 

指定文字列を含む行を削除してファイル出力する(windows)

わすれたときコピペでピャッとできるようにメモ。
logファイルを作ったときに、不要な行がいっぱいあって解析しにくいときに便利だったので。

windowsでの話
コマンドラインで cdでディレクトリ移動して、

 type log.txt | find /V "test" > logNew.txt 

こうすればtestを含む行を削除したlogNew.txtができる。
※出力ファイル名をもとのファイル名と同じにすると空っぽになってしまったので注意かも。

参考:http://fpcu.on.coocan.jp/dosvcmd/find.htm

SourceTreeとGitLabとGitHubのssh連携

 

つい先日までSourceTreeとGitLabでもろもろ管理していたのですが、なぜだかエラーが出ました。
キーを作り直せどpermisson deniedみたいなエラー。

以下のサイトなどをきっかけにうまく動作しました。

こちらとても参考になった。
http://blog.sigoo.jp/?p=424
https://qiita.com/isaoshimizu/items/84ac5a0b1d42b9d355cf
https://qiita.com/yudoufu/items/82f752807893c63f06db

※ちなみにMacで .ssh などの . (dot)は隠しフォルダを意味しています。これをFinder上で表示させるには、[ cmd + shift + . (dot)] のショートカットキーで表示できます。
知っておくと時々便利!




はじめに、sshキーを作ります。
コマンドラインで

$ ssh-keygen -t rsa -C コメント(メールアドレスが通例)

オプションでいろいろあるけど、大事そうなのは、タイプとコメント。なくても大丈夫だったけど。

すると

Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/.ssh/id_rsa):

保存先と名前を聞かれている。ので、適当な名前で保存する。(たとえば /home/.ssh/github_rsa とか )

パスワード設定(2回入力)してOK

そしたら /home/.ssh/のフォルダに 公開鍵(github_rsa.pub)と秘密鍵(github_rsa)ができる。pubは公開publicの略ね。

つづいて、.pubの公開鍵をgitlabのSettingsに入れる。
コピペすればいいけれど、コピペをミスったりすることもあるので、以下のコマンドのほうが確実にコピーできる。さっき作った.sshフォルダにある.pubのファイル(ここではgithub_rsa.pub)を指定してます。

$ pbcopy < ~/.ssh/github_rsa.pub
$ pbcopy < ~/.ssh/gitlab_rsa.pub

これをgitlabの右上のアイコンクリック→Settings→タブの中のSSH Keys→Key にペースト!
Titleはわかりやすけりゃ何でもいいみたい。

合わせて秘密鍵をssh-agentに追加(ここでは秘密鍵なので語尾の.pubいらない)

$ ssh-add ~/.ssh/github_rsa
$ ssh-add ~/.ssh/gitlab_rsa

そんでからconfigファイルも編集しておく。
configファイルはたとえばこんな感じになります(私の場合)。

$ nano  ~/.ssh/config

Host github.com
User shugohirao
HostName github.com
TCPKeepAlive yes
identitiesonly yes
UseKeychain yes
AddKeysToAgent yes
IdentityFile ~/.ssh/github-rsa
ForwardAgent yes
Host gitlab.アカウント名.jp
User shugohirao
TCPKeepAlive yes
identitiesonly yes
UseKeychain yes
AddKeysToAgent yes
identityFile ~/.ssh/gitlab_rsa
IdentityFile ~/.ssh/gitlab_rsa

key-Cでアドレスを入れておくといいらしい。gitlabとかに追加した際に自動でコメントつくし、わかりやすいのかも。

私の場合以上で、SourceTreeからプッシュできるようになりました。
なんかわかったことあったら、また追記メモします。

※追記20180427
configにFowardAgent yesをつけているとSourceTreeでエラー出てプッシュできなかった。→消したらプッシュできた。

※追記20180703
ときどきgitlabに接続できなくなることがありました。こちら見ると、再起動するたびに ssh-add ~/.ssh/github_rsa ってする必要があるみたいでした。
なので、ターミナルログイン時に実行される.bahs_profileに ssh-add ~/.ssh/github_rsa  のコマンドを追加してみました。
そんで更に、こちらをみるとconfig内で AddKeysToAgent yes という文言追加すると良さげなことも書いてあったので、試してみました。
(どれが効いてるのかぜんぜん検証になってない)
とりあえず今の所、ssh切れる問題は回避できています。

 

iTerm2・ターミナルの見た目をカスタマイズした

書くことを続けるための備忘録小ネタ。

terminal使うこと増えてきて、ふと調べた時にiTerm2がいい感じとのことだったので、とりあえずで使っていたのだけど、タブくらいの機能しか使ってなかった。

で、以下の記事をみた。
https://qiita.com/kinchiki/items/57e9391128d07819c321

めっちゃダサいらしい。たしかに。

 

とにかく変えたいなと思ったのは、ユーザー名的なところ(ターミナルでコマンド打つ前に出ている$前の部分)
ここの色を変えて、コマンド振り返る時にパット見てすぐわかるようにしたいと思いました。

はじめこの$前の名称がわからず調べ方よくわからなかったけど、良さげな記事が見つかった。
http://www.yoheim.net/blog.php?q=20140309

$ nano ~/.bashrc

で.bashrcを開いて、上の記事を参考に以下のPS1=”ゴニョゴニョ”の行を追加した。

ちなみに私の.bashrc さっぱりしてた。これからどんどん汚れていくのかも。

# Alias
alias raspi='ssh pi@raspberrypi.local'
# Terminal Style
PS1="\[\033[34m\]\h:\W\[\033[0m\]$ "
CONDA_PS1_BACKUP="\[\033[34m\]\h:\W\[\033[0m\]$ "

alias ゴニョゴニョは、ラズパイはいる時のコマンド省略バージョン(今回の話では無関係なのでスルー)

2つめ、ここでターミナルの $前の文章をカスタマイズしている。
PS1=”ゴニョゴニョ”を書くことで文法に沿っていれば変更できるはず。

ただ、これだけだと anaconda, minicondaで作った環境に移動した時、PS1って設定が反映されていないっぽいので、別途用意する必要がありました。そのため CONDA_PS1_BACKUPって行を追加しました。
これないと、普段どおりの表示だった。

これについてはこちらが参考になった
https://qiita.com/meshidenn/items/100c7375e96458cc46ea

PS1というのはbashにおいての環境変数のようなものらしい。

続きを読む “iTerm2・ターミナルの見た目をカスタマイズした”

ArtHackDay2018に参加しました

終了して1ヶ月ほど経っちゃったけど、ひょんなことからArtHackDay2018に参加させていただいてました。
個人的にはめちゃくちゃ勉強になったのと、またいつか参加したいなと思うので、感想書いときます。書かないよりはマシ程度で。思い出したら追記もします。
(別の場所で書いたものをより個人的なメモとして書いています。)

ArtHackDayは前々から参加してみたいと思ってたのですが、仕事の関係で日程的に微妙でエントリー忘れてました。

が、幸い、職場の人が参加されていて、Day1Day2が終わった時点で人数少ないからサポートで、ということで急遽参加させていただきました。

一応、Art Hack Day (アートハックデイ)とは、

アートに特化したハッカソン。参加申し込みから選出されたアーティストや技術者、そして研究者が一堂に会し、その場で結成したチームで、短期間でアート作品を制作する。

作ったもの

2台のディスプレイが向き合い、にらめっこや会話をしているような Apophenicという作品。

お互いが、お互いのディスプレイに映る木漏れ日のような映像の中から顔認識をしています。

ここでいう顔認識は、人間が木漏れ日や、シミ、木目などに見つける「顔っぽい」ものを認識することを意味しています。

心霊写真なども同じような現象ですが、これをアポフェニアというそうで、今回の作品ではその現象を利用して、ディスプレイというモノ同士がコミュニケーションしている様を表現しました。

Dlibってライブラリを使った機械学習を利用した顔認識なども試したのですが精度が高くちゃんと顔じゃないと顔と認識しなかった。

今回は「顔っぽい」を見つけることに注力するため、そういう精度のいいものではなく、丸が3つあって、その位置や大きさの関係性から顔っぽさを検出しました。アルゴリズムは取り急ぎ自分で考えたものを実装しています。
個人的には「曖昧な顔認識(ghost)」って呼んでいて、今後アート的な使いみちがありそうな可能性を感じていたりします。

アルゴリズムの話については、
openCvで取ったblobs(輪郭)ひとつひとつに対して、以下の処理を行います。

①まず一旦、仮にRightEye(仮)として登録
②他のblobsとのサイズ、距離を見て、LeftEye(仮)を設定する。該当するのがなければ①へ戻って次のblobに処理を移す。
③他のblobs(仮設定した右目左目を除く)とのサイズ、距離を見てMouthを設定する。なければ①へ戻る
④設定していた右目、左目、口を1つの顔っぽいオブジェクト(ghostFace)として設定する。

みたいな感じ。(すげー漏れありそう)

これをスレッド分けて計算させている感じです。雰囲気が伝われば嬉しい。
各blobsに対して上記の処理を行っていたので別スレッドで計算させる恩恵は大きかったっぽい。

 

そんで作品の話に戻ると、
顔っぽさを認識することで、映像に変化が起こり、その変化によってまた新たな部分に顔っぽさが見出されて映像が変化し…といった具合にディスプレイ同士が勝手にやりとりをし、その相乗効果によって、想像を超えた映像が生み出されるのではないか?的なところまで考えていたのですが、展示までにはどうもそこまでうまくは行かなかった。

パラメータの調整次第ではそんなことも実現できるかも。。
審査員の方からも似たようなご指摘いただいて、たしかにそのとおりなんだよなーと。分かる人にはわかるのかもしれないけど、それだけじゃさみしい。

 

個人的には、曖昧な顔認識っていうような(簡素な)アルゴリズムから自分で考えて実装して作品に組み込むということがたぶん初めてで、しかも2日くらいでなんとかできたというのは我ながら よく頑張りました◎です。半年くらい前の私には想像つかないようなことだったので、一応レベルアップしてたんだなと。
あと作る前に、ある程度頭で設計のイメージしてコーディングに移るという流れが取れたのもよかったです。ちゃんと設計できてないのについつい手を動かして試してみがち〜ってあるあるを払拭できた。

と言ってもできなかったことがあったり、お粗末なコードが多々あったりなので、、精進します…

この作品を作るに至るまで、メンバーの方とオンラインで1,2時間会議したりして、あーでもないこーでもないを繰り返しました。個人的にはそういう時間が貴重に感じるので楽しかったです。

反省点はたくさんありますが、参加できてとてもいい経験ができました。何よりいろんな方と知り合えたのが嬉しい。あとみんなやさしい。

今後、できればこの作品をアップデートもしたいです。